低脂肪食 Low fat food
Sunday, 11 October 2009 22:20

イスラエル旅行から帰ってきて、何日かたったある日、胃の上のあたりがズキズキと痛んで、おかしいなぁと思っていたのですが、なかなか良くならないので病院に行ってみたら、急性膵炎というものでした。膵臓の炎症です。膵臓というのは、胃の後ろ下方あたりにある臓器のひとつで、胃と提携して消化活動を行う大切な器官です。一旦、この急性膵炎になってしまうと、胃と膵臓を充分に休ませなければなりません。そのためにどうするかというと、絶食です。そうです、私は膵炎と診断されてから3日間断食をしました。口にして良いのは水だけ、という過酷なものです。食べることと料理と食べ物のことを考えることが大好きな私にとって、急にそれらの楽しみを奪われた3日間はとてもとても辛いものでした。が、胃が痛いこともあって、食べないでいると日に日に痛みが弱まってくるということもあって、がんばって3日間断食をやり通しました!えらい!断食が終わってからのお医者さんからの忠告は、脂質をできるかぎり摂らないこと。断食が終わってからは、白粥ほんの少しに、練り梅をちょこんと乗せたものから始まって、マクロビの本によくのっている甘い野菜のスープで空腹をしのぎ、食べたい気持ちを抑えつつ少しずつ少しずつ普段の量に戻していきます。健康な時にこの断食をすれば、体が軽くなっていく気持ち良さなんかを体験できたのかもしれませんが、自分の意志とは関係なく始まった断食+腹痛で体力がずいぶん落ちてしまいました。。
さて、復食期間中は気をつけて、油なし、塩分控えめ、スパイスなし、と質素なものばかり食べていたのですが、腹痛もなくなり体力も戻って来た頃には、もうすっかり普段の食生活に戻りました。それでも油はかなり控えています。毎朝ドイツらしい黒い重めのパンにピーナツペーストを塗って、時にはそこにバナナを乗せていたのですが、もうそんなものを食べてはいられません。黒パンをやめて消化の良いそして脂質のほとんどないイングリッシュマフィン(ドイツでは日本で見かける白いふんわりしたパンがないのです。あってもバターが入っていたり。。)に、茹でたビーツとアーティチョークにハーブを混ぜたものを挟んだ朝食になりました(上に写真です)。大豆食品はけっこう脂質が高いので、豆腐もいつもより少ない量を食べるようになり、豆腐を使う場合は味噌や醤油をなるべく使わないようにしたりもしています。
私はヴィーガンなので、今までは何か買う時、原材料に動物性のものが含まれてないかをいつもチェックしていたのですが、今はそれに加えてどれだけの脂質なのかもチェックしなければなりません。知らずに高脂質のものを普段食べていたことに、この病気をきっかけに気づくことができました。ヴィーガン食は特に、豆腐や大豆加工品、グルテン加工品など高脂質のものが多いのです。ヴィーガンスイーツも然り。注意しなければなりません。低脂肪食のおかげで、膵臓の炎症数値(血液検査でわかるらしいのですが)は順調に下がってきています。が、完治してからも、脂質コントロールを忘れずにやっていこうと決めたのでした。それにしても、「食べる」ことができるというのはありがたいことです。なんでも好きなものを食べられるというのは、当たり前のことではないのだと、今回身を以て知りました。「食べる」ことで快調にもなれば不調にもなる。You are what you eat
私は一応自分で食べるものはきちんと選んできたつもりだったし、気を使っていたつもりだけれど、病気になる時はなるものなのだということも学びました。これは体からのサインでありがたいものとして受け取っていますが、このサインから私はどういう行動をとるのが体にとって一番良いのか、すぐに答えが見つからないのも事実です。断食が終わってから、なぜだか急にヨガ熱が高まって、今まで朝起きられなかったりでなかなか続かなかったヨガをコツコツとはじめました。これも体からのサインのおかげかもしれません。
| < Prev | Next > |
|---|
Comments (9)