イスラエルから From Israel
Diary
Sunday, 27 March 2011 21:47

10日ほど主人の実家イスラエルに行っていました。震災のあった日、イスラエルの家族はもちろん親戚、友達などから電話があり、みんな自分のことのように私と日本にいる私の家族友達のことを心配してくれました。この温かさにかなり救われました。イスラエル人はその心の温かさと懐の深さとそれを表現するオープンさでは世界一なんじゃないかと思います。ただ私たち日本人のもつ協調性はゼロのようで、イスラエルのみんなは口を揃えて「もしこんな災害がイスラエルで起こったら、みんな我れ先にと逃げるだろうね。」と言います。文化の違いから生まれる価値観の違いから気づかされることもたくさんあります。そんなイスラエルから先日日本に向けて60名ほどの医師、看護士、薬剤師など、被災地の応援に出発しました。たくさんの方が苦しみから解放されますように。
この災害がもたらしたものはとてつもなく大きい。ここまでされないと私たちは気づかなかったのでしょうか。これだけの代償を払わないと目覚めることはできなかったのでしょうか。原発という破壊的なものを使ってまで、私たちの生活を豊かにする意味は何なのでしょう?原発に対して、私は何ができるのか?原発反対というのは簡単だけれど、具体的になにができるのか、じっくり考えなければなりません。実際、私たちの命を、地球の命を脅かしているのは原発だけではないのですが、私たちの子供の子供の子供のその先の世代まで地球を守るには、何が必要で何が不必要なのか本気で見極めていかなければなりません。この課題は途方もなく大きいものですけれど、きっと今の私たちの世代がクリアするべき課題なのでしょうね。
上の写真は今回のイスラエル滞在で訪れたイスラエル北部にある古い古いオリーブ畑です。6人兄弟とその両親の一家族が樹齢何千年という古い死にかけたオリーブの木を何年もかけて手入れし、生き返らせ、オリーブオイルを作り始めました。もちろんオーガニックです。過程はすべて手作業で行っているそうです。作業をする家屋も藁と土でみんなで手作りしたそうです。すべて自然のものだけ。このオリーブの木がある写真の場所は、ものすごい生命力に溢れていました。こういう場所をこの先何千年も残していかなければなりませんね。毎日ニュースを見ていると、この世の終わりのような気分になってしまうこの頃でしたが、まだまだ地球は生きてるし、生きたがってるのですね。この家族が古いオリーブの木を生き返らせて、こんな素晴らしいオリーブ畑を作ったように、私も地球のケアをしていこうと思います。今からでも遅くはないと信じて。
もっと自然なものを、地球に優しいものを、そして私たち自身に優しく無理のないものを、このブログでも引き続き紹介していきたいと思います。
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